ネジマキ城――

 

それは、背中からネジを生やした不思議な人形たちが住まう城。

 

彼らにとって、ネジは 命そのもの。

 

ネジを巻かれている間だけ動くことができ、ネジが壊れたり、身体から抜けてしまったりすると、

永遠に動けなくなってしまいます。

 

でも、そのネジは背中にあるので、自分では巻くことはできません。

 

そこで彼らは、本当に心許せる相手にネジを巻いてもらうのです。

 

 

 

 

ミザール姫   CV.大竹みゆ

 

 ネジマキ城・城主レグルス王の一人娘。

 

 星空を眺めるのが大好きなお姫さま。

 

 明るく朗らかで、芯が強い。

 

 城の誰からも愛されている。

 

 けれど、忙しいレグルス王とはすれ違いの日々。

 

 幼い頃からサビ病を患っている。

 

 

 騎士アルフェッカ CV.生田善子

 

 ミザール姫を守る騎士。

 

   一流の剣の使い手で、今は城の警備も任されている。

 

 正義感が強く、真面目。

  ちょっと早とちりしてしまう一面があり、

 シャウラからは「三倍はやく回るカリカリネジ」と言われている。

 

 

 自身のネジは、シャウラに巻いてもらっている。

 

 

侍女シャウラ CV.岩崎愛

 

 ミザール姫お付きの侍女。

 

  ネジマキ城一の魔法の使い手でもある。

 察しが良くて、知識も豊富。でも、のんびり話すせいで、

 アルフェッカからはしばしば「まどろっこしい!」と怒鳴られている。

 

 自身のネジは、アルフェッカに巻いてもらっている。

 

レグルス王  CV.星野貴紀

 

  ネジマキ城の主。

  妃を亡くした今、ミザールが唯一の家族。

 

  勇敢で厳格なる賢王と名高く、城の者や、民たちから慕われている。

 

  しかし、政務に忙しく、一人娘のミザールとはすれ違いの日々。

 

  ひと月前に城を出たまま、戻っていない。


 

 

 年に一度、世界で一番美しい星空が見られる星夢祭を目前に控えたある夜。

 

 ネジマキ城の姫ミザールは、

   ネジが錆びてしまうサビ病を患う自分にとって今年が最後の祭りになるだろうと考え、 

 星空を見つめていた。

 

 すると突如、空いっぱいに禍々しい魔法陣が現れる!

 

 恐怖と混乱に陥る民たち。

   しかし、彼らをとりまとめるはずの城主レグルス王は行方不明のまま帰ってこない。

 

 ミザールは自ら儀式を止めるため、侍女シャウラ、騎士アルフェッカと共に旅に出る――